2012年06月20日
atelier fine 切花の発見
庭の花をトイレに飾ると
一日に何度も見るので
それぞれの花の 散り際 を発見したよ。
例えば、こちらの ニゲラちゃん

八重の花びらが外側から一枚ずつ解ける様に開いてゆき
花びらが重なるぐらい開ききると
今度は中心に集まっていた雄しべが、開きだし
花びらと雄しべがヒラヒラと一番華やかに見せた後
散り始めます。
上の写真、ちょっとわかりにくいんですけど、
真ん中の花は、花びらが重なるぐらい開ききった状態で
両端の二つの花は雄しべがヒラヒラした状態です。
ちなみに真ん中に写っている風船みたいなのは、実で
花びらが散った後、中心が膨れて、こんな事になります

あの風船の中には種が入ってて、熟するとはじけるみたいです。
この種、潰すとフルーティな良い香りがするんだって
今年のニゲラは、こぼれ種から育った苗がたくさんあって
でも移植をきらうので、移動するのもはばかられ
駐車場やコンクリートの隙間などのあちこちで、花をさかせてくれてます。
次は、こちら 糸シャジン

こちらの二つの花の違い見えますか?
奥の花は咲き始めで
手前の花の様に、
雄しべ(?)の先が、パカッと三つに割れた後
散り始めます。
庭の花を人に貰ってもらう時
出来るだけ長く楽しんで貰える様に
咲き始めの花を選んで摘んでま~す
